「つねならぬ話」

吾輩はペン哲人である。

ナンバー3は この本!

 

星新一 著 「つねならぬ話」

新潮社 1988年11月10日 発行

 

皆さんは、星新一をご存知のことと思います。「ぼっこちゃん」「きまぐれロボット」「未来イソップ」等々多数のショートショートSFを書いた作家です。吾輩も中学生の時、夢中になって読んだのであーる。

この「つまらぬ話」は、星新一62才の時の作品で、今までのような未来を書いたものではなく、紀元前の神話や12世紀頃の話など、簡単な記録や書物として残っているが、本当のところはわからないという話を星流の想像で書いている作品。未来もSFですが、記録のない過去もSFなんだ!!

ちょっと変わった星新一のSF。オススメであーる。

それにしても、印刷で背継ぎ・角布付きの表紙にするなら、当社で本物の背継ぎ角布付き表紙を作らせてほしいでR。